100分授業の事例

100分14週授業導入の目的

学生が,山陰の豊かな自然,歴史と文化の中で,学修や関連する諸活動を通して積極的に社会に関わりながら,自ら主体的に学び,自己研鑽に努めるための環境を提供することを目指します。

100分授業について:1コマをいくつかに分け、アクティブラーニングや相互評価、自己評価を取り入れるなどの多様な授業を可能とします。また、集中力持続時間に応じて意識的に切り替えの時間を入れることも可能となります。

アクティブラーニング:学生の主体的に学ぶ力を高めるために、フィールド学習や課題解決型授業(PBL)、反転授業等のアクティブラーニングを取り入れます。

アクティブラーニング導入スケジュール
導入スケジュール.jpg[JPG:696KB]

アクティブラーニング例
事例.jpg[JPG:1.54MB]

評価基準表:知識確認型の成績評価(試験?レポート等)に加え、パフォーマンス評価を取り入れた多面的な成績評価を行います。

評価基準表を使うタイミング
レポート、ミニッツペーパー等の評価に活用する場合

?レポート課題を出す際に、学生に評価基準表を配付する。学生は、評価の観点や基準を参照することで、必ず執筆すべき点や完成の度合いを確認したうえでレポートを執筆できるようにする(自己評価)。
?お互いに評価する際に学生に評価基準表を配付し、評価の観点とその基準を意識させ、自分のレポート(文章)の改善点を見つけられるようにする(相互評価)。
?レポート課題を採点する際に、教員が作成した評価基準表を用いる。なお、学生からの質問や事務処理時に必要に応じて明示できるよう紙媒体もしくはデジタル媒体にて保管しておく(教員の評価の共有)。

プレゼンテーション評価に活用する場合

?プレゼンテーションをする前に、学生に評価基準表を配付する。学生は、プレゼンテーションで発表すべき点や配慮すべき点(パフォーマンス)の確認が可能となる(自己評価)。
?お互いに評価する際に学生に評価基準表を配付し、評価の観点とその基準を意識させ、自分のパフォーマンスの改善点を見つけられるようにする(相互評価)。
?評価者に評価基準表を配付し、複数人で採点する。その平均点を評価点とすることで、より客観性の高いパフォーマンス評価が可能となる(教員の評価の共有)。

定期試験、ミニテスト等の記述問題で活用する場合

?試験の解答欄に他の客観テスト同様模範解答を例示するとともに目指すべき方向性(評価の観点や基準)を学生に配布して、自己採点できるようにする(自己評価)。
?試験の解答欄に他の客観テスト同様模範解答を例示するとともに目指すべき方向性(評価の観点や基準)を示し、学生からの質問や事務処理時に必要に応じて明示できるよう紙媒体もしくはデジタル媒体にて保管しておく(教員の評価の共有)。

授業スケジュール例
授業.jpg[JPG:835KB]

参考

評価基準表1:演習の達成目標
評価基準表1.jpg[JPG:301KB]

評価基準表2:プレゼンテーション
評価基準表2.jpg[JPG:634KB]

評価基準表3:レポートの採点
評価基準表3.jpg[JPG:807KB]