公開日 2025年02月18日
自然科学研究科理工学専攻機械?電気電子工学コースの大澤京悟さん(伊藤?張研究室)が、令和7年1月に大阪で開催された電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会において、「結合型4コアファイバの空間モード分散の統計的解析-固定アナライザ法及び線形光サンプリング法の比較-」について発表し、学生ポスター賞が授与されました。
全世界で1秒間に行き交うインターネットのデータ量は約1ペタビットと言われています(2022年)。この速さはDVD 2万6千枚分の情報を1秒間で送ることに相当します。このような膨大な通信容量の背後には、光ファイバに代表される高度な通信伝送インフラが存在します。大澤さんの研究では、線形光サンプリング法と帯域分割法を組み合わせた光ファイバの評価手法を用いて、近年注目されている結合型4コアファイバの統計特性を評価しました。そして、その妥当性を既存の固定アナライザ法により検証しました。
光ファイバ応用技術研究会は1年に6回開催され、光ファイバ応用技術の研究開発に取り組む主要な企業、大学が全国から参加します。
研究室URL
https://www.ipc.shimane-u.ac.jp/ito/
問い合わせ先
総合理工学部
電話:0852-32-6095