公開日 2025年02月14日
地域人材育成コース9期生による「コース生プロジェクト成果発表会」が1月17日に島根県民会館中ホールにて開催されました。
地域人材育成コースに入学すると、初年度に全員が「コース生専用プロジェクト(通称:コープロ)」に参画します。コープロでは地域の企業や団体と協働して地域の課題解決を約半年間かけて実践します。
今年度は、16のプロジェクトに9期生(1年生)72人が取り組み、その成果を大学や活動協力機関の関係者、県内の高校関係者などを前に発表しました。
「コワーキングスペース『enun』PJ」の活動報告の様子
今年度のプロジェクトと活動協力機関は以下の通りです。
①「SNSで建設業の魅力発信PJ」 株式会社中筋組
②「『農業現場体験』企画?実践PJ」 JAしまね
③「しまねJOB Girl事業」 山陰中央テレビ株式会社
④「算数?数学パワーアップ教室」 益田市教育委員会
⑤「シマダイ生西ノ島小中学校出張PJ」 西ノ島町、西ノ島小中学校
⑥「全世代の『つながるんダ』を『面白いんダ』に変えるPJⅡ」 社会福祉法人みずうみ
⑦「地域とともに取り組む『しましん販路開拓支援PJ』」 しまね信用金庫
⑧「玉造温泉街へのSNS集客PJ」 株式会社玉造温泉まちデコ
⑨「Food!Fun!Fes!」 株式会社 みしまや
⑩「高校生がキャリアを考えるオンライン講座PJ」 島根県教育庁教育指導課
?「コワーキングスペース『enun』PJ」 株式会社ワークアット
?「『内側からも綺麗に、健康に』玉造温泉×薬草湯治PJ」 合同会社 薬雲
?「まつえ土曜夜市『謎解きクエスト』企画立案PJ」 株式会社 まつくる
?「まちまるごとキャンパス?!大学生の学びの拠点『うみのいえ』を創るPJ」 (一社) umi
?「島根スサノオマジック学生応援PJ」 株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック
?「公務員版人生カードゲームをつくろう!PJ」 株式会社 BeOne
発表した学生は、半年間の活動において、スケジュール管理や関係機関との調整など想定通りにプロジェクトが進まない苦悩を紹介した一方で、「苦手意識が克服できた」など、自身の成長につながる活動の充実ぶりについても振り返りました。活動終了後も、「サークルを立ち上げたい」「今後もプロジェクトに関わり続けたい」と活動の継続に意欲を述べました。
受け入れ企業の方からは「学生のパワーや吸収力に驚かされた」「取り組んでよかったと涙ぐんだ、たくさんの感動をありがとう」など労いと感謝の言葉を頂きました。
来年度本コースに入学予定の高校生は、「4月からの大学生活が楽しみになった」と感想を述べました。
「コープロ」に取り組んだ9期生(1回生)たち
(取材?撮影:学生広報サポーター K.U)