【学生取材】第74回淞風祭を取材!

公開日 2024年10月22日

 10月13日(日)、及び14日(月祝)、島根大学大发体育にて、第74回淞風祭が行われました。本記事では2日目の様子をレポートします。

 会場となった大发体育のメインストリートは、36の屋外企画ブースが設けられ、島根大学生や留学生、また子どもを連れたご家族たちで賑わっていました。

 出店された模擬店の中には、モンゴルの伝統料理「ホーショール」や、マレーシアの料理「カリパップ」が提供されており、国際色豊かな学園祭となりました。私はどちらも実食しました。「ホーショール」はあつあつな生地の中からのチョコレートが溶け出していて美味しく、「カリパップ」は独特な生地とカレー風味のあんが絶品でした。

 また、教養講義棟では、総合環境エコロジーネットワークが松江市+aの生き物の展示を行っていました。非常に多様な種類の生き物が展示されていたほか、ザリガニ釣り体験もあり、大人も子どもも楽しみながら生き物の生態を学べる場所となっていました。

 総合環境エコロジーネットワークの部長は、「社会貢献の一環として行っており、この展示で松江の生き物についてもっと知ってほしいと思います。普段は部員たちの得意な分野の生き物を研究しており、実際に外へ出て観察を行っています。」と話しました。部員さんのわかりやすい解説のおかげで松江にすむ生き物について学ぶことができました。

 

 同じく教養講義棟では、島根大学鐡道研究会による第3回大鐡道研フェスタが開催されました。たくさんの鉄道物品の展示や、運転シミュレーター「電車でGO!!」で運転体験ができました。島根大学鐡道研究会の会長は、「今回の展示は、電車は子どもたちに人気なので、楽しんでもらえると思い開催しました。地域貢献のため、NPO法人の活動の手伝いや、同日10月14日に島根県雲南市の木次駅で開催された『みんな集まれ!き?駅フェス2024』の手伝いにも参加しました。鉄道を通して地域を盛り上げたいです。」と話しました。

 この学園祭で取材した2つのサークル?研究会は共に「地域貢献」を重視しており、学園祭の展示を通して子どもたちに学びと笑顔を与えている姿は大変印象的でした。

 ほかにも、メインステージにてバンド演奏、アンサンブルやビンゴ大会が行われ、盛り上がりを見せていました。今回の学園祭に参加した法文学部の1回生は、「規模が大きく、店の出店数が多くて大学の文化祭という感じがしました。大賑わいで楽しかったです。」と感想を話しました。

 私も取材しながら様々なブースや展示を回りましたが、学生や大学の先生方、そして学園祭を訪れた地域の人たちまで多くの方の笑顔があふれる様子を見ることができ、大学と地域が一体となって楽しめる学園祭だったと思います。

 

(取材?撮影 学生広報サポーター H.K.)