公開日 2024年09月05日
本学自然科学研究科農生命科学専攻修士2年の松本紗奈さん、本学研究?学術情報本部戦略的研究推進センターの石垣美歌助教、株式会社ナベル、株式会社右近工舎との共同研究論文が、「Scientific Reports」に掲載されました。安定した鶏卵の供給や動物福祉の観点などから、雛の雌雄を孵化前に判別する技術の開発が急務となっています。本論文では、孵化3日前の鶏胚の血液をラマン分光法により分析した結果、血液の酸素飽和度の違いから、100%の精度で雌雄を判別できることが明らかとなりました。本技術の実応用化は、SDGsへの取り組みの1つとして期待されます。
※Scientific Reportsは、ネイチャー?リサーチ社が刊行する、自然科学のすべての分野を網羅した、オンラインによるオープンアクセスの学術雑誌です。科学的正当性の評価を目的としています。
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