公開日 2024年05月16日
生物資源科学部本庄総合農場は、文部科学省の令和3年度補正予算『デジタル活用高度専門人材育成事業』に採択され、最新式のスマート農業機器やドローンによる生育診断システムを整備して実習などのフィールド教育に活用しています。この事業では地域の企業と共同してDX時代をけん引する人材を育成することが目的とされており、松江市に本社がある三菱マヒンドラ農機株式会社と連携して取り組んでいます。農場専門実習1では、三菱マヒンドラ農機の社員の方にスマート農業機器の操作方法について指導いただいています。
5月14日(火)に実施された農場専門実習1では、直線アシスト(直線走行時の自動操舵)機能が搭載された田植え機とトラクターを操作する実習が行われました。初めてスマート農機に搭乗した学生たちは、衛星通信システムにより圃場の状態を検知して自動的にハンドルを補正しながら直線走行する田植え機やトラクターに歓声を上げていました。さらに、手を離した状態で運転しても苗が正確に植え付けられていく様子に感心し、最近のスマート農機の進歩を実感していました。本庄総合農場ではこのような実習教育を通じて次世代の農業をけん引する技術や人材の養成に取り組んでいます。
本庄総合農場に整備された最新のスマート農機などの紹介
https://www.ipc.shimane-u.ac.jp/renkeishitsu/room_ac.html
(生物資源科学部バーチャルラボ)
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