公開日 2024年05月07日
日に日に気温も上がり,桜の満開の訪れと共にやってきた4月2日(火)。令和6年度島根大学入学式が,くにびきメッセにて実施されました。私も当時を回顧しながら,入学式の様子を取材しました。
(入学式の様子)
大谷浩新学長による1,605名の入学許可の後,祝辞にて大谷学長は,「人類におけるSDGsの取り組みやカーボンニュートラルを目指した課題解決策をこの地方国立大,島根大学の学生こそが生み出すことが出来る」と新入生に向けて,熱い期待を寄せていました。また,島根県の丸山達也県知事は,自身の大学生時代を振り返りながら,「不安なこともあると思うが,自分の生活,勉強に慣れたところで,自分のペースで興味などに手をつけていこう」とエールを送られました。
春から島根大学での新生活を送り始める不安と期待を胸に抱き,初々しさ残る輝かしい新入生の今後の意気込みなども聴くことが出来ました。
(取材を受ける新入生の様子)
初めに取材に答えてくれたのは,新入生代表の宣誓を務めた法文学部の中澤咲也香(なかざわさやか)さん。「地域の良さを見つけることが出来る」と島根大学の印象について答え,「自分が関心を持つ文学?芸術分野について進んで学びながら,アルバイトなどの初めての生活環境で,社会人になる前に自立に向けた経験を積んでいきたい」と新たな環境への意気込みを力強く語ってくれました。
総合理工学部の中島望来(なかしまみらい)さんは,「勉強やボランティア,サークルなど新しい経験もしながら,就職に生かせるようにしていきたい」と目標を語ってくれました。
また,同学部の片岡朔弥(かたおかさくや)さんは,「外国語系に特に力を入れていき,専門的な知識を学びながら自分のしたいことを具現化していきたい」と答えてくれました。
今年で開設2年目を迎える材料エネルギー学部へ入学する川上凌輝(かわかみりく)さんは,「起業家教育というカリキュラムに魅力を持った」と材料エネルギー学部への思いを話し,「講義やサークル,大学祭などを通して人間関係を広げていきたい」と学内外での交流に期待を寄せていました。
また,今年は新型コロナウイルス感染症により入学式の対面実施ができなかった年の学部生が,大学院生として入学する年です。人間社会科学研究科へ所属する方に当時との違いについて聞くと,「当時はオンラインでの講義が多く,入学したという実感は湧きませんでした。今年の入学式はかなり臨場感を味わえて,改めて入学したという実感がわきました」と語ってくれました。
入学式の看板を前に笑顔で写真に写る新入生や,写真を撮ろうと並ぶ家族の方を見ると,改めて対面で入学式を実施できる空気感の良さを実感しました。今後の皆さんの生活がより良いものになること,楽しく過ごせることを学生広報サポーター一同願っております。ご入学おめでとうございます。
(学生広報サポーター 取材 稲垣亮太)