公開日 2024年04月25日
4月14日(日)生物資源科学部附属生物資源教育研究センター海洋生物科学部門(隠岐臨海実験所)の吉田真明 准教授が、しまね海洋館アクアス(浜田市?江津市)の協力のもと、ダイオウイカの公開解剖を行いました。
このダイオウイカは2021年1月に出雲市猪目町の漁港に生きた状態で漂着した個体で、胴体の長さ167センチ、体重170キロと県内で見つかった中では最も大きく、アクアスが研究用のため冷凍保管していたものです。また同日に益田市の定置網で発見された小型のリュウグウノツカイも同時に公開されました。
このダイオウイカは生きた状態で見つかったため新鮮で状態がよく、解剖したダイオウイカの腕やヒレの軟骨は多くの参加者が手に触れて観察することができました。ダイオウイカとリュウグウノツカイの試料は各所に運ばれさまざまな研究に用いられるほか、標本として展示される予定です。
詳細はこちら → 報道発表体長4メートル余「ダイオウイカ」の解剖 水族館で一般公開|NHK 島根県のニュース<https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20240414/4030018741.html>
アクアスで行われたダイオウイカ公開解剖の様子
4月13日に益田で偶然水揚げされ、同時公開されたリュウグウノツカイ (全長100cm程度)
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