公開日 2024年03月21日
3月9日(土)広島国際会議場(広島市)において,古代出雲文化フォーラムⅪ~古代出雲と備後~を開催しました。
定員を超える申し込みをいただき,またフォーラム当日も,キャンセル待ちをされる聴講希望者もおられ,会場の300席は聴講希望の方々で満席になりました。
当日は,第一部で島根大学総合博物館 會下 和宏 館長?教授,広島県三次市教育委員会文化と学びの課 藤川 翔 主任主事,島根県教育庁文化財課 古代文化センター 橋本 剛 主任研究員の3名により,備後にて出土した土器や墳丘墓の分布,国史跡寺町廃寺跡,出雲国風土記等から読み取ることのできる出雲と備後のつながりについて講演を行いました。
(島根大学総合博物館 會下 和宏 館長?教授)
(広島県三次市教育委員会文化と学びの課 藤川 翔 主任主事)
(島根県教育庁文化財課 古代文化センター 橋本 剛 主任研究員)
第二部では,法文学部社会文化学科 平郡 達哉 准教授,材料エネルギー学部 三原 毅 学部長の2名により,世界遺産である石見銀山遺跡の発掘調査や,令和5年4月に新設した材料エネルギー学部の取り組みについて発表を行いました。
(法文学部社会文化学科 平郡 達哉 准教授)
(材料エネルギー学部 三原 毅 学部長)
参加者の皆様からは,「出雲の歴史や神話に興味があったので,参加できてよかった」,「出雲国風土記の内容と備後のつながりがわかりやすく,興味を持てた。」「得られた知見を現代において活かそうとしている島根大学の取り組みが興味深いと思った。」とのお声を多数いただきました。
ここに,「古代出雲文化フォーラムⅪ」の開催に際し,ご支援?ご協力頂いた関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。