公開日 2024年03月14日
島根大学は、令和6年3月4日(月)、大規模地震を想定した「BCP教育?訓練」を実施しました。今回の訓練は、多くの企業でBCPの策定支援をしておられる株式会社アヴェントゥリストの細田太一様のご指導のもと、広報班、授業対策班、学生対応班の3つの災害対策班が参加しました。本学では、各災害対策班の初動対応を強化するため、初動対応を具体的に記載した「アクション?カード」を作成しており、主にこのアクション?カードを使いながら、机上訓練を行いました。
細田講師によるBCPの概要説明のあと、12月の平日午後2時半に松江市で震度7が発生し、建物や、電気等のライフラインが使用できないという想定の中、各災害対策班は次々に発生する被害や問い合わせにどう対応すべきかを検討し、その後、各班の対応について発表し合いました。
訓練後、細田講師からは、「BCPを作成することを国から義務付けられているところも増えてきたが、BCPやアクション?カードを作成するだけでなく、訓練を繰り返してBCPやアクション?カードを更新していくことが大事」とお話がありました。
本学では、今回の訓練で明らかになった現在のアクション?カードの課題を検証し、更なる改善に繋げることで、今後も危機管理体制の強化に取り組んでまいります。
BCPの概要を説明する細田講師 |
班の対応を議論する参加者 |
班の対応を発表する様子 |
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