公開日 2023年10月06日
9月22日に生物資源科学部において「中国地域のスマート農業を語る」をテーマとしてスマート農業に関するシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは中国地域スマート農業ラボ島根支部代表の松本眞悟教授(附属生物資源教育研究センター)が鳥取大学大学院連合農学研究科?横断的研究プロジェクト「DX技術を活用した農産物の環境適応性評価と対策プロジェクト」(代表:竹村圭弘 鳥取大学准教授)の支援を受けて主催し、中国地域スマート農業ラボと共催で行われました。
農業においてもDX化の流れが加速する中で、中国地域で実践されているスマート農業技術について島根県農業技術センター主席研究員の野津孝徳氏、鳥取大学農学部の竹村圭弘准教授、岡山大学農学部の安場健一郎教授が講演を行った後、110名の参加者と活発な意見交換が行われました。その後、参加者の一部(50名)は由志園(松江市八束町)に移動して、全自動環境制御型スマートハウスを導入してボタンの周年開花を実現している施設を視察しました。
島根大学でも一昨年から附属生物資源教育研究センター本庄総合農場にスマート農業機械、マルチスペクトルカメラ搭載ドローンおよび環境制御型スマートハウスを整備しており、今後のスマート農業に対する教育、人材養成、研究に大いに参考となるイベントとなりました。
シンポジウム参加者 野津主席研究員(農技センター)の講演
竹村准教授(鳥取大)の講演 安場教授(岡山大)の講演
由志園での視察会の様子 由志園での視察会の様子
中国地域スマート農業ラボに関する情報
https://c-sal.com/
お問い合わせ
生物資源科学部附属生物資源教育研究センター
松本眞悟
Email: smatsu@life.shimane-u.ac.jp(送信の際は@を半角にしてください)