公開日 2023年08月22日
生物資源科学部室田佳恵子教授の研究活動や研究者人生の逸話が、2023年8月21日付の読売新聞で「体に良い食品 地産品で」と題して紹介されました。室田教授は、食事性脂質の消化吸収機構や機能性食品成分の生体利用性で多くの重要な研究成果を上げており、今後の研究の展開に期待が寄せられています。
室田教授はフラボノイドの腸での吸収と代謝について、次のような重要な研究成果を発表しています。
Murota K, Terao J (2003) Antioxidative flavonoid quercetin: implication of its intestinal absorption and metabolism. Archives of Biochemistry and Biophysics 417(1): 12-17.
https://doi.org/10.1016/S0003-9861(03)00284-4
Murota K, Nakamura Y, Uehara M (2018) Flavonoid metabolism: the interaction of metabolites and gut microbiota. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 82: 600-610.
https://doi.org/10.1080/09168451.2018.1444467
(BBB Most-Cited Review Award 2019)
参考リンク
?注目集まる「機能性成分」吸収性や代謝を解明し、より効果的な摂取に
(広報しまだい Vol. 44: 15-16pp.)
/_files/00199100/_44.pdf
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