公開日 2023年05月16日
5月12日(金)の地域人材育成コース生向け授業「イノベーション創成基礎セミナー」において、島根県技術士会 青年部の皆様から、「ロジカルシンキングを用いた課題解決」を学びました。
当日はロジカルシンキングを用いた課題解決手法の概要を学んだ後、グループに分かれ、「千年生きている世界のことを何でも知っているみたいに流暢に話す賢いオウムがチームメンバーになったとき、ベストな関係とはどんな形でしょうか?」というChatGPTの利活用を彷彿とさせる課題にグループで取り組みました。
20のグループには、それぞれ島根県内の企業や自治体で働く技術士がファシリテーターとして入り、模造紙やポストイットを使いながら、問題の抽出、情報の収集、問題の分析、解決の方向性、実現上の制約、具体策の立案を行いました。
学生は問題点として、「オウムを悪用する組織や集団が現れる」や、「オウムの情報の信憑性が分からない」、「オウムに頼りきってしまう」といった点などをあげ、それらの問題を分析したうえで、解決のための具体策を検討しました。最終的な具体策として、「オウムだけに頼らず、全員が意見を出して話し合いを行い、考えを深める」や、「オウムを普通の班員の1人として接し、オウムの事をよく知ることで良い関係を築いていく」といった意見が出たほか、「オウム利用法令の整備」といった意見もありました。
今後は、今回の授業で学んだ課題解決手法を活用しながら、松江、出雲、安来、米子、境港の5市でフィールドワークを行い、各班で各市の魅力をまとめたガイドマップを作成する予定です。
(会場全体の様子) (進行の青年部 斉藤副会長)
(青年部 小林会長:左上) (グループワークの様子)
(集合写真)
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