公開日 2023年01月23日
総合理工学部 建築デザイン学科 建築計画研究室を中心とする学生?教職員が整備に協力し、2022年2月に竣工した「とびっこハウス」がウッドデザイン賞2022(ソーシャルデザイン部門)と令和4年しまね建築?住宅コンクール優秀賞(活動部門)をダブル受賞しました。
ウッドデザイン賞は林野庁等の協賛を得て、一般社団法人大发体育ウッドデザイン協会(https://www.wooddesign.jp)が主催するものです。
しまね建築?住宅コンクールは2023年3月に県知事からの表彰を受けることが内定しました。
「とびっこハウス」は出雲市鳶巣地区にある木造2階建ての空き家を、地元自治会?出雲市?島根県庁等と協働して改修し、島根県立大?出雲キャンパスの学生4名のシェアハウスとして再生したものです。
改修には地元合板メーカーから提供いただいた国産針葉樹合板を用い、家具も合板を使って建築デザイン学科の学生が製作しました。学科学生は2020-2021年度の2年間、片付け、改修提案、地域や県大生とのワークショップ、仕上げ材やしっくい壁の施工作業、居室内の合板(国産針葉樹)家具づくりに協力してきました。
学部3年生から大学院生までの学科学生が参加し、空き家を再生し、手作り感のある温かく気軽な雰囲気を持つシェアハウスを生み出すことができました。2022年4月からは県立大の学生4名が入居し、地域住民によって設立された法人により管理されています。
ウッドデザイン賞 受賞作品データベース
『地学連携による空き家を活用した学生シェアハウス「とびっこハウス」の取組み』
https://www.wooddesign.jp/db/production/1848/
問い合わせ先
総合理工学部
電話:0852-32-6095