公開日 2023年01月23日
12月4日の日曜日、宍道湖湖畔に「観光実践」の講義を履修する島大生が集結し、アンケート調査を実施しました。この授業では、「自然を活かしたまちづくり」を目指して、そのためにはどのような方法が考えられるかを模索していきます。
今回のアンケート調査では、実際に宍道湖畔の「夕日」を活かした地域活性を目指している宍道湖サンセットカフェさんにご協力頂きました。夕日をもっと楽しむことができるよう、また宍道湖の周辺が、人々の集う賑いのある場所になるよう、ここでは真心こめたドリンクが提供されています。
この授業の最終目標は、1人1人が自分の提案企画をプレゼンするところまで持っていくことだそうです。今回の先行調査を基に、いったいどのような企画たちが産声を上げるのかとても楽しみですね。
さて、今回の記事ではアンケート調査の様子に焦点を当てていきますが、なかなか調査は難航しているようです。というのも、調査当日はとても寒く、冷たい風が肌を刺してくるような日だったのです。雲も深くて夕日が期待できそうにないため、宍道湖畔にはいつものような賑わいはありません…。
アンケート調査は宍道湖畔に来ている人を対象に行うものなので、まず人を探すところから躓いてしまいました。ちょっとアンケート用紙を覗かせてもらうと、なかなか練られた質問内容が並んでいます。この質問事項は島大生が独自に考えたものだそうです。
「今回の調査は企画立案を目的とするため、‘数’よりも‘質’を重視した質問内容にしました」と学生の一人は語ってくださいました。たしかに、軽い内容のアンケートであれば、より多くの人に回答してもらえそうです。しかし、今回の授業の目的は企画を生み出すことであるため、一人一人にじっくりお話を聞いて、より観光客の皆さんに寄り添っていけるようにしたのですね。
最初は難航した調査ですが、学生たちの熱い思いが伝わったのかアンケートにご協力くださる人がすこしずつ出てきました。1人1人にじっくりお話を聞けて、学生たちはとても満足そうでした。
最終的に集まったサンプル数はなんと約50!
寒い中精一杯頑張った学生たちの努力が実を結びました。今回のアンケート調査を受けて学生たちがどのような企画を生み出していくのか筆者もとても楽しみです。
(学生広報サポーター取材?撮影 吉田 玲夏)
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みんなで考える自然資源を活かしたまちづくり | 国立大学法人 島根大学 (shimane-u.ac.jp)
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