生物資源科学部 高原輝彦 准教授らの共同研究グループが国指定天然記念物ネコギギのモニタリングを可能とする環境DNA手法を開発することに成功しました

公開日 2023年01月11日


生物資源科学部 高原輝彦 准教授は、兵庫県立大学、京都大学、パシフィックコンサルタンツ株式会社、神戸大学との共同研究で、東海地方の一部の河川にのみ生息する国指定天然記念物ネコギギ(ナマズの仲間の淡水魚)を対象にして、革新的な生物モニタリング方法の環境DNA手法を開発することに成功しました。本手法はすでに“三重県”や“いなべ市”において活用され、県や市の保全計画や施策への貢献が期待されています。

詳細はこちら → 報道発表[PDF:990KB]

今回の研究成果は、次の論文として公表されています。
Teruhiko Takahara, Hideyuki Doi, Toshihiro Kosuge, Nanae Nomura, Nobutaka Maki, Toshifumi Minamoto, Katsutoshi Watanabe (2022) Effective environmental DNA collection for an endangered catfish species: testing for habitat and daily periodicity. Ichthyological Research.
https://doi.org/10.1007/s10228-022-00900-2

参考リンク(「持続可能な開発目標(SDGs)」に対する本学の取り組み)
/_files/00223294/20210204-13kankyouDNA.pdf
(環境DNAで実現する豊かな自然環境の保全と持続可能な水産資源の管理)

 

 

 

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