公開日 2022年10月28日
島根大学生物資源科学部附属生物資源教育研究センター海洋生物科学部門(隠岐臨海実験所)の吉田 真明 准教授と和歌山工業高等専門学校のスティアマルガ デフィン 准教授(以上主責任者)、東京大学大学院理学系研究科の大学院生で和歌山工業高等専門学校卒業生の廣田主樹 氏と総合研究博物館の佐々木猛智 准教授、国立遺伝学研究所の豊田敦 特任教授と東京工業大学の伊藤武彦 教授らの研究グループはタコ?イカ?オウムガイにみられる殻の退化と進化を明らかにするため、アオイガイArgonauta argoの全ゲノム配列を解読しました。
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今回の研究成果は、次の論文として公表されています。
論文タイトル:Gene Recruitments and Dismissals in the Argonaut Genome Provide Insights into Pelagic Lifestyle Adaptation and Shell-like Eggcase Reacquisition (カイダコゲノムにみる遺伝子の再登用と削除が、浮遊生活への適応と貝殻状卵嚢の再獲得に関する洞察を提供する)
著者:吉田真明*1, 廣田主樹*2 3, 井元順一*4 5, 奥野未来*6, 田中裕之*7,
梶谷嶺*7, 豊田敦*5, 伊藤武彦*7, 池尾一穂*5, 佐々木猛智*8, スティアマルガ デフィン*3 8
*1島根大学生物資源科学部 *2東京大学大学院理学研究科 *3和歌山工業高等専門学校
*4水産資源研究所 *5国立遺伝学研究所 *6久留米大学 *7東京工業大学
*8東京大学総合博物館
掲載誌:Genome Biology and Evolution.
URL: https://doi.org/10.1093/gbe/evac140