公開日 2022年10月21日
学術雑誌の査読は、雑誌に投稿された症例報告や研究結果について公正かつ公平に吟味し、その報告の科学的な意義や解釈について編者および著者にコメントする作業です。客観的な視点で学術報告の精度や価値を見極め、その報告が学問領域や社会に与える価値を高めるための助言を行います。第三者査読は科学技術の進歩には不可欠とされています。
この度、米国緩和放射線腫瘍学会は2022年3月の「Reviewer of the Month」に医学部内科学講座内科学第一の学内講師である野津 雅和 医師を選出しました。同学会によると「Reviewer of the Month」は、「その月の査読者のうち、専門的な視点と熱意で著者らの学術報告の価値を高めるために最も貢献した査読者に与えられる」としています。
今回、野津医師の専門領域である内分泌癌に関する学術報告の査読が選出されました。野津医師の査読に対する姿勢についてInterviewが行われ、雑誌の公式ホームページに掲載されています。
医学部内科学講座内科学第一は、自ら医学研究を発信するのみならず、査読依頼に対しても積極的に対応することで、科学技術の進歩に国際的な貢献をできるスタッフを育成しています。
【Annals of Palliative Medicine誌公式ホームページ】
Reviewer of the Month：
https://apm.amegroups.com/post/view/reviewer-of-the-month-2022
受賞証明書
◆本件の連絡先
医学部総務課企画調査係
TEL：0853-20-2018
Mai：mga-kikaku@office.shimane-u.ac.jp