生物資源科学部の秋廣高志助教、石田秀樹准教授、安井凌さんらの研究グループは、しじみをお湯で茹でた際に白く濁る原因となる物質がタンパク質のトロポミオシンであることを解明しました

公開日 2022年10月12日

 島根大学生物資源科学部の秋廣高志助教、安井凌さん(研究実施当時4年、令和2年3月卒業)、松尾安浩准教授、清水英寿教授、松崎貴教授、松本真悟教授、吉清恵介准教授、石田秀樹准教授、岩手医科大学の安平進士講師、島根大学総合科学研究支援センターの松本健一教授、鳥取大学大学院連合農学研究科の田中泰裕さんらの研究グループは、しじみ汁を対象にタンパク質を分離して検出するなどの手法を用いて、しじみをお湯で茹でた際に白く濁る原因となる物質が、タンパク質のトロポミオシンであることを解明しました。
 

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今回の研究成果は、次の論文として公表されています。
Takashi Akihiro, Ryo Yasui, Shinji Yasuhira, Ken-ichi Matsumoto, Yasuhiro Tanaka, Yasuhiro Matsuo, Hidehisa Shimizu, Takashi Matsuzaki, Shingo Matsumoto, Keisuke Yoshikiyo, Hideki Ishida (2022) Tropomyosin micelles are the major components contributing to the white colour of boiled shellfish soups. Scientific Reports 12: 15253.
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-022-17911-8

 

 

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