公開日 2022年10月05日
島根大学戦略的研究推進センターの石垣 美歌 助教らが発表した学術論文が,国際学術雑誌「Analyst」(Q1論文※)の表紙に選ばれました。
この研究は,近赤外分光法を用いたペプチド合成反応のモニタリング技術開発として実施されました。アミノ酸配列が異なるペプチドの合成反応を,高精度でモニタリングできる結果が示され,ペプチド医薬品合成におけるProcess Analytical Technology (PAT)への応用可能性が期待されます。
▼論文情報
Development of an amino acid sequence-dependent analytical method for peptides using near-infrared spectroscopy
Analyst 147(16), 3634-3642, 2022
https://doi.org/10.1039/D2AN00895E
※Q1論文…その雑誌の属する分野内でインパクトファクター(特定の期間において,あるジャーナルに掲載された論文が平均的にどれくらい引用されているかを示す尺度)順に雑誌を並べた場合の,相対的な位置を示す尺度。Q1からQ4までの4段階で示され,Q1は上位1/4で最も高いランク。
▼本件に係る問合せ先
島根大学戦略的研究推進センター 石垣美歌 助教
電話 0852-32-9799