公開日 2022年06月20日
島根大学生物資源科学部の 秋廣高志 助教と谷本朋也さん、総合理工学部の 白井匡人 助教、島根県立三瓶自然館サヒメルの 井上雅仁 博士、兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館の 高野温子 博士、福島大学の 黒沢高秀 教授、鹿児島大学の 田金秀一郎 特任助教、株式会社TRWorkers、株式会社アルファ水工コンサルタンツらの研究グループは、植物標本をデジタル画像化し、AIによる画像認識システムにより学習させることで、植物分類群の名前を当てることのできるシステムを構築しました。このシステムは2,171分類群について96.4%の正答率を誇ります。
詳細はこちら → 報道発表[PDF:1.32MB]
今回の研究成果は、次の論文として公表されています。
Masato Shirai, Atsuko Takano, Takahide Kurosawa, Masahito Inoue, Shuichiro Tagane, Tomoya Tanimoto, Tohru Koganeyama, Hirayuki Sato, Tomohiko Terasawa, Takehito Horie, Isao Mandai, Takashi Akihiro (2022) Development of a system for the automated identification of herbarium specimens with high accuracy. Scientific Reports 12: 8066.
DOI:https://www.nature.com/articles/s41598-022-11450-y
参考リンク
?植物の画像を使った種名の自動判定システム
(http://tayousei.life.shimane-u.ac.jp/ai/index_all.php)