公開日 2022年04月25日
生物資源科学部 高原輝彦 准教授らは、島根県、兵庫県立大学、神戸大学との共同研究で、宍道湖七珍のワカサギとシラウオの生息状況を環境DNAによって簡便に推定するための手法を開発しました。本手法によって、宍道湖で漁獲量が激減しているワカサギの資源量回復やシラウオの安定的資源量確保への一助になることが期待されます。
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今回の研究成果は、次の論文として公表されています。
Teruhiko Takahara, Katsuya Fukui, Daisuke Hiramatsu, Hideyuki Doi, Masato Fujii, Toshifumi Minamoto (2022) Development of primer-probe sets for environmental DNA-based monitoring of pond smelt Hypomesus nipponensis and Japanese icefish Salangichthys microdon. Landscape and Ecological Engineering.
https://doi.org/10.1007/s11355-022-00507-9
参考リンク(「持続可能な開発目標(SDGs)」に対する本学の取り組み)
/_files/00223294/20210204-13kankyouDNA.pdf
(環境DNAで実現する豊かな自然環境の保全と持続可能な水産資源の管理)