公開日 2022年03月16日
2022年2月28日、3月1日に龍谷大学で開催された国際研究集会”The 12th Japan-Taiwan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics”にて、自然科学研究科博士前期課程理工学専攻数理科学コース2年の菊池雄斗さん(指導教員:齋藤保久准教授)がExcellent Presentation Awardを受賞しました。
菊池さんは、鳥の群れのデータで報告されている2つの群れの形態について、そのメカニズムを理解するために、2つの個体間相互作用を記述した3次元の自己駆動粒子モデル(3D Hybrid Interaction Model)を提案し、数理モデルのシミュレーション結果をもとに、群れの振る舞いの遷移について発表しました。
群れは局所的なルールにより大域的な秩序を生み出す自己組織化現象の1つであり、自己組織化現象のメカニズムを理解することで、工学?医学をはじめとした様々な分野での応用が期待されています。
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