公開日 2021年12月13日
令和3年12月2日(木)に学長と社会人学生との意見交換会を行いました。この会は、学生の声を直接聴くことにより、教育環境、教育方法、学生生活支援等の改善に役立てることを目的としており、今回は人間社会科学研究科から2名、教育学研究科から2名、自然科学研究科及び総合理工学研究科から各1名の計6名の学生に参加いただきました。(内、1名はリモート参加)
参加した学生からは、学際的なカリキュラムが用意されており他分野の学生と意見交換をすることで新たな視点を得ることができていること、大学で学んだ理論を職場で実践しており理論と実践の往還を行っていること、クリティカルシンキングを用いた教育の視点を得られたなどの前向きな意見が寄せられました。一方で、仕事を持つ社会人学生が抱える時間的負担の大きさや、一部の授業でフィードバックが少ないことなどが課題として挙げられました。
また、学長から、社会人が大学で学ぼうとするときにどのようなプログラムや仕組があれば良いと考えるかとの問いかけに対し、時間に制約のある社会人学生にとってリモート授業は有効だが、研究内容について対面で様々な人と議論することで力がつくのでそれは絶対に必要ではないか、夜間の課程があれば選択肢になるのではないかといった意見が寄せられました。
本学では学生から寄せられた貴重な意見を今後の大学運営に活かすこととしています。