【学生取材】国体県代表選手輩出。今勢いに乗る島大アーチェリー部

公開日 2021年11月29日

 島根大学アーチェリー部は、水曜日と土曜日の14:00~16:00まで活動しておられます。8月に行われた国体島根県予選では、島根大学のアーチェリー部から男子1名、女子2名の計3名が島根県代表選手に選ばれました。さらに、今年は王座でも男子3名、女子3名が代表に選ばれるなど、立て続けに好成績を収めておられます(国体、王座ともに全国大会クラス)。このように、今勢いのあるアーチェリー部の方に取材を行ってきました。
 取材に答えてくださったのは51代目部長の三島直人さんと、国体島根県代表選手に選ばれた角隆輔さんです。お二人とも本当にやさしい方で、とても丁寧に取材に対応してくださいました。

取材対象者:アーチェリー部部長 三島直人さん
[Q&A]
Q.島根大学アーチェリー部の強みは?
A.個人練習が中心で、それぞれに合わせた練習ができることだと思います。アーチェリーは練習すればするほど上手になるスポーツです。個々人が自分に合ったペースで練習できることが、技術の向上につながっているのではないのでしょうか。

Q.今後の目標は?
A.アーチェリー部は結構自由な雰囲気で、純粋にアーチェリーを楽しみたい人、大会でいい成績を収めたい人など様々な部員がいます。だからこそ、頑張る人は頑張り、楽しむ人は楽しめる部活にして、それぞれの部員が満足できるような形にしていきたいです。

アーチェリー部取材その1 アーチェリー部取材その3

  (練習の様子: 本気でやったり、楽しんだり)

「取材後記」
感謝の気持ちを忘れないように
大会の運営や、準備など、さまざまな面で県のアーチェリー連盟の方が協力してくださっているおかげでアーチェリー部は活動できています。今までも、運営のお手伝いをさせていただいたり、ボランティアに参加させていただいたりすることで、微力ながらではありますが地域に貢献するといった形で感謝の気持ちを伝えようとしてきました。これからもそういった感謝の気持ちを忘れずに活動していきたいですし、またその気持ちを積極的に伝えていきたいです。
部長という立場だからこそ、連盟の方々と関わらせていただく機会が多かったという三島さんは、取材の中でこのように語ってくださいました。こういった感謝の気持ちを忘れずに活動できていることも、島根大学アーチェリー部ならではの強みなのかもしれません。

取材対象者:国体島根県代表、角隆輔さん
[Q&A]
Q.印象に残っている出来事は?
A.2年の夏休みに急激にスコアが伸びたことです。2年の5月の大会では最下位をとってしまい、もう2度とこんな悔しい思いはしたくないと練習に励むようになりました。練習すればするほど上達できることを実感できたあの時のことは忘れられないです。

Q.練習の時に意識したことは?
A.とにかく本数を打つことです。だいたい150本ぐらい打つようにしていました。ただ単に数を打つのではなく、1本1本集中して、自分の理想のフォームになるように微調整していくことを意識しました。

Q.角さんにとってアーチェリーとは?
A.はじめて聞かれたことで、なんといえばよいのか難しいですが…、やはりアーチェリーは楽しいっていう気持ちが一番にありますし、「本気でできる趣味」という感じかもしれないです。

アーチェリー部取材その2

      (練習に打ち込む角さん)

「取材後記」
挑戦することの大切さ
 小中高と剣道をしておられ、アーチェリーを始めたのは大学に入ってからだという角さん。「どうせなら今までやってこなかったことに挑戦したい」という思いから、アーチェリー部への入部を決断されたそうです。未経験の状態から飛び込んだ世界でしたが、練習をすればするほど結果につながるというこの競技の魅力に触れていくうちに、生活の一部ともいえるほどかけがえのないものになっていったとお話してくださいました。
 取材の中で、角さんは今までとは全く違う分野に挑戦することの大切さを語ってくださいました。剣道とは全く違うアーチェリーというスポーツに挑戦してみることで、ものの見方も随分変わってきて、またコツコツと努力を重ねることができる“継続力”と“粘り強さ”が身についたという角さん。そんな彼ならではのお話にとても感銘を受けました。
お2人ともアーチェリーのことが本当に大好きだそうで、これからも続けていきたいとのことです。これもアーチェリーが魅力的で楽しいスポーツだからなのでしょうね。51年の伝統をもつアーチェリー部がこれから先さらに盛り上がっていくことを心から祈っています。
 最後となってしまいましたが、お忙しい中取材に答えてくださったアーチェリー部の皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
(学生広報サポーター取材、記事作成  吉田 怜夏 撮影  村田 明日香) 


 

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