公開日 2021年10月26日
令和3年9月24日(金)に、第7回人間科学研究フォーラムを開催しました。第6回から引き続いてオンライン開催となりました。
はじめに,福岡国際医療福祉大学医療学部視能訓練学科の堀川悦夫教授から「高齢者運転とモビリティ:運転可否判断から移動支援まで」と題して基調講演があり,高齢者の危険運転事例や免許更新時の検査などについて,実際の分析データや写真,映像を交えて分かりやすく示され,移動支援が重要であることを説明していただきました。
次に,人間科学部の2名の教員により、これまで行ってきた研究に関する事例紹介等の発表が行われました。心理学コースの石原宏准教授からは、「箱庭療法における見守りに関する探索的研究:実験場面におけるNIRSデータと内省から」と題し、臨床心理実践を神経科学的に基礎づけようとする試みについて実験の風景写真や分析結果を用いた発表をしていただきました。福祉社会コースの京俊輔准教授からは,「障害福祉サービス事業所における障害のある被疑者?被告人の受入に関する研究」と題し、福祉現場の調査結果を交え、受入の促進に向けた研究について説明をいただきました。参加者からは鋭い質問が飛び出し、活発な質疑応答が行われました。
開催後のアンケートでは大変好評をいただきました。今後も、たくさんの方にご参加いただけるよう、方法を模索してまいります。次回の研究フォーラムを楽しみにお待ちください。
堀川先生の講演の様子
石原先生の話題提供の様子
京先生の話題提供の様子
問い合わせ先:人間科学部(0852-32-6334)