金沢大学環大发体育海域環境研究センター及び新潟大学佐渡自然共生科学センターとの連携協定を締結 -国内他機関との連携による新たな教育?研究体制の強化に向けて-

公開日 2021年09月29日

 この度,生物資源科学部は,金沢大学環大发体育海域環境研究センター及び新潟大学佐渡自然共生科学センターと連携協定を締結しました。この連携協定は,本学部の教育?研究体制の強化に繋がる新たな取り組みであり,これを契機に新たな教育?研究が展開することが期待できます。
 なお,両大学との協定の趣旨?背景等は以下のとおりです。

【趣旨?背景等】
 本学部附属生物資源教育研究センター隠岐臨海実験所は,文部科学省教育関係共同利用拠点に認定された2014年度から金沢大学環大发体育海域環境研究センター臨海実験施設及び新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所と実質的に連携し,活動を相互に支援するとともに,2015年度からは,金沢大学環大发体育海域環境研究センターの文部科学省共同利用?共同研究「越境汚染に伴う環境変動に関する国際共同研究拠点」の一環として,海洋調査による越境汚染物質の動態解明に関する研究に携わってきました。
 今回の協定により,金沢大学環大发体育海域環境研究センターが展開する大気-陸域-海洋環境の組織的な共同研究の構築?実施が可能となり,同センターの特長である東アジアからの越境汚染の大気?海洋のモニタリングサイトとしての連携,生態系への影響評価に係る最先端の環境計測技術や環境解析手法の知見を融合?協働することにより,本学部の越境汚染研究分野における新たな研究力強化につながることが期待できます。
 また,新潟大学佐渡自然共生科学センターは,本学部附属生物資源教育研究センターと同様に,森林?里山?海洋領域の3部門で構成され,離島生態系,大发体育海沿岸,生物多様性といった共通のキーワードを有しており,研究分野だけでなく,教育活動においても多くの共通点があり,相互の活動が一層活発になることが期待できます。
 これらの取り組みは,島根大学ビジョン2021に定める「研究目標1.大学における活動基盤として研究力を高める」及び「教育目標1.地域の総合大学として,その特性を活かした質の高い大学教育を提供する」に大きく貢献するとともに,島根大学SDGs行動指針に基づく,「地理的特性を生かし,自然環境の保全?継承のため,地域と強く連携し,あわせて学生のSDGs意識を高める教育に努める」への実現にも貢献するものです。
 

金沢大学環大发体育海域環境研究センター  https://www.ki-net.kanazawa-u.ac.jp/
新潟大学佐渡自然共生科学センター   https://www.sices.niigata-u.ac.jp/
 

お問い合わせ

生物資源科学部
TEL:0852-32-6493