公開日 2021年09月22日
9月12日に出雲市の出雲弥生の森博物館で「地域未来づくり人財力セミナー~型を破り、新時代を生き抜くために~」(主催:一般社団法人出雲青年会議所、後援:出雲市、島根大学地域未来協創本部)のイベントが開催されました。島根大学からは地域人材育成コースに所属する5名の学生が参加しました。
本イベントは様々な問題に直面している島根県で生活するうえで、地域の未来を切り拓くための考え方やヒントについて一緒に学ぶもので、第1部の講演、第2部のワークショップで構成されています。
第1部では、株式会社石見銀山群言堂グループ代表取締役会長兼社長である松場大吉氏による講演が行われました。“苦難は人を成長させ、これを楽しむことが大切である”、“これからは自分よりも他人を敬う力が大切であり、心で人が動く時代である”など、紆余曲折、波乱万丈な人生を送ってきた松場氏の話には大変説得力があり、心に響くものになりました。
また、第2部では、グループに分かれ、THE SDGs アクションカードゲーム X (クロス) 出雲市版を行いました。これは、出雲青年会議所が島根大学の学生、出雲市と共に協力して作ったもので、出雲市の地域課題に対して、SDGsの視点から課題解消のためのアイデアを出す活動を通して、考える力?発想力を高めるために行われました。
このイベントを通して、物事に挑戦していく上でのヒントを得るだけではなく、SDGsへの理解につながる貴重な活動となりました。(学生広報サポーター 篠原歩睦 取材,奥村しょうた 撮影)
学内での事前レクの様子
第1部の講演の様子
第2部ワークショップの様子その1
第2部ワークショップの様子その2