松本敏一教授(農林生産学科)を責任著者とする研究論文が、令和2年度の「園芸学会年間優秀論文賞」を受賞しました

公開日 2021年04月27日

 松本敏一教授(生物資源科学部農林生産学科)を責任著者とする下記研究論文が、令和2年度の「園芸学会年間優秀論文賞」を受賞しました。業績論文タイトル及び内容は下記のとおりです。
田中大介?佐久間義範?山本伸一?新野孝男?松本敏一*. 2020. ニンニクを主としたネギ属作物のV cryo-plate法によるクライオバンキングへの適用. 園芸学研究19(2):189-195.

 V cryo-plate法による超低温保存法は、アルミ製プレート上に固着した茎頂等のサンプルを直接、液体窒素で冷却する方法で再生率が高く、かつ、操作が煩雑なため熟練が必要だった従来の方法より簡便な新しい手法です。本論文では、この手法が非熟練のパート従業員でもできるように手順をマニュアル化した結果、ネギ属作物におけるジーンバンク事業の超低温保存として実践的な手法と評価され、今回の受賞となったものです。

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