公開日 2020年11月25日
このたび,本学と(株)河内(本社:広島市,工場:出雲市)との共同研究により製品開発したフェイスシールドを同社が販売する運びとなり,医学部附属病院において報道発表しました。
開発したフェイスシールドは収納時にフラットで収納性が著しく高く,使用時にはフェイス面が湾曲して飛沫感染を十分にガードできる形状となります。大量の備蓄に最適であり,極めて安価なディスポーザブルフェイスシールドです。暑さ0.25mmのPETを活用して透明性も格段に向上しました。素材がシンプルで安全かつコンパクトに破棄でき,焼却時の環境にもやさしい製品です。本製品については,特許および意匠を共同出願済みです。また,この取組みは,出雲市と協働で進める「やさしい医工連携」の一環で,その成果です。
なお,同社より本製品2000枚が島根大学に,1000枚が出雲市に寄贈されました。
【知的財産権】
特許 出願番号:2020-164493
意匠 出願番号:2020-20897
出願日 令和2年9月30日
写真左から,
(株)河内 後河内 信 代表取締役,地域未来協創本部 中村 守彦 教授,出雲市 橋本 孝 経済環境部長
開発した一般向けフェイスシールド
本件のお問い合わせ先
地域未来協創本部
地域医学共同研究部門 TEL0853-20-2912