公開日 2020年05月14日
人間科学部の高橋哲也教授が、公益財団法人スガウェザリング技術振興財団より、第38回の財団表彰において「科学技術功労賞」を受賞しました。表彰状、ギリシャ神話像記念楯、賞金が贈られました。研究の名称は、『コラーゲン人工皮膚を用いた紫外線暴露研究』です。オゾンホール発生時の南極にて、メラニン添加や糖化架橋させたコラーゲン人工皮膚を用いて、短波長紫外線のヒト皮膚への影響を研究しました。10年にもわたる研究で、世界的にも例のないものです。UVカット機能を持つスポーツウェア、介護服、日焼け止めクリームの開発にも生かせるそうです。一連の国際学術誌や特許に対して、相澤益男先生(東京工業大学?元学長)を委員長とする審査委員会にてその審査が行われました。
5月に東京?霞が関にて受賞式?受賞講演?受賞パーティが予定されていましたが、残念ながらコロナウィルス感染症拡大防止のために開催が延期されました。11月には、大阪国際会議場にて受賞講演が予定されています。
5月7日には服部泰直学長を訪問し、研究についての説明と受賞の報告を行いました。
高橋教授による表敬訪問の様子
左から 服部学長、高橋教授、秋重理事