公開日 2020年03月19日
総合理工学部機械?電気電子工学科4年の大川美優さん(伊藤文彦研究室)が、令和元年11月に開催された、電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会において、「べき乗間隔で配列されたパルスにより生成されるコム状ブリルアンスペクトル」についての研究発表を行い、その発表に対して「学生奨励賞」が授与されました。
大川さんの研究は、光ファイバの中で生じるブリルアン散乱という物理現象を活用することにより、光ファイバ自体をセンサとして、構造物に加わるひずみや温度変化を遠隔で計測する技術に関するもので、老朽化しつつあるインフラのモニタリングへの適用が期待されます。
光ファイバ応用技術研究会は年に6回全国各地で開催され、光通信分野の研究開発に取り組む主要な企業、大学が参加します。大川さんの発表は、年間を通しての学生の発表の中で最も優秀と認められました。