公開日 2020年01月22日
1月14日(火)、「東京長期実習プログラムの報告会」を教養2号館502教室において
開催しました。
昨年、学内の様々な場所で目にした黄色いのぼり旗が東京実習のトレードマークとなり、9月か
ら11月まで「地方と東京圏の大学生対流促進事業」の一環として9名の学生が「東京長期実習
プログラム」に参加しました。この報告会では、4名の代表者が、大正大学の巣鴨で行った取組
みについて、プレゼンテーションを行いました。
当日は、荒瀬理事を始め、教職員や学生ら9名の出席者がありました。
「島根から東京を見てみたい。」「東京圏に住む人の考えを知りたい。」「地方の魅力発信の実情
を知りたい」等の動機が参加の導きとなった学生たちでしたが、寝食を共にし日々奮闘しながら、
東京実習が自分自身を切り開いていく基盤にもなりました。
地域経済とコミュニティーの拠点を東京「巣鴨」に置き、巣鴨商店街をキャンパス化するべく、
商店街にある空きスペース?空き店舗の活用法を提案し、調査研究を行う「すがもプロジェクト」
を実施しました。店舗運営した「座?ガモール3号店」では、地域物産「おたまはん」を自分たち
で売り込み販売し、即完売した様子が紹介されました。
「プロジェクトを進めていく中で、組織作りの難しさ、他組織との関わり方など現実の厳しさに
痛感したが、東京で島根の魅力?可能性も再発見し、東京での活動によって、地域を変えていける
のは、そこに住む人たちであると気づくこともできた」との感想もありました。
他大学の学生と交流することの大切さや東京在住の学生の活発さが良い意味で刺激になったこと等、
東京ならではの体験やエピソードも交えながら、熱く語られ、活気溢れる報告会となりました。
【問い合せ先】
島根大学大学教育センター
TEL:0852-32-9775
FAX:0852-32-9776