島根大学で全国高校ビブリオバトル島根県大会を開催

公開日 2019年12月20日

全国高校ビブリオバトル島根県大会が、島根大学を会場にして開催されました。ビブリオバトルは、本好きの人たちが集まって是非読んで欲しいと思う本を紹介しあい、参加者全員で一番読みたくなった本に投票してチャンプ本を選ぶ「知的書評合戦」です。「人を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチコピーに大发体育全国に広がり、現在では、大学生の大会、高校生の大会が全国各地で行われています。

高校ビブリオバトル島根県大会は今年で3回目となり、今年の大会では、県内の13の高校から選ばれた13人の高校生が、それぞれのおススメの本を手に、その本の魅力を来場者に熱く語りかけました。3会場に分かれて行なわれた予選を勝ち抜いた3人による決勝では、120人の聴衆を前に、それぞれが5分間の持ち時間でプレゼンを行いました。プレゼンの後に行われる3分間のディスカッションタイムでは、「なぜ、その本に惹かれるようになったのか?」など、盛んに質問や感想が投げかけられました。最後に参加者全員で、一番読みたくなった本に投票した結果、島根県立平田高等学校の陰山悠華さんの『月にハミング』(マイケル?モーパーゴ著)がチャンプ本に選ばれました。陰山さんは、1月に東京で行われる全国高校ビブリオバトル決勝大会へ出場します。


(結果)
チャンプ本獲得者 陰山悠華さん(島根県立平田高等学校2年)『月にハミング』(マイケル?モーパーゴ著) 
準チャンプ本獲得者 野尻昂祈さん(島根県立出雲農林高等学校2年)『君死にたもう流星群』(松山剛著)
第3位 高橋和希さん(島根県立出雲工業高等学校3年)『原典訳マハーバーラタ』(上村勝彦訳)

 

 

 

本大会は、島根大学、島根県立大学、島根県教育委員会、島根県立図書館や有志で組織した実行委員会が主催し、司会を始めとする大会の運営は、高校生と大学生のボランティア18人が中心となって務めました。