公開日 2019年12月23日
島根大学は,令和元年12月5日(木),大規模地震を想定した「BCP教育?訓練」をセコム山陰株式会社の細田太一BCPコンサルティンググループ長の指導により実施し,部長,課長を中心とした教職員34名が参加しました。
本学では今年度,BCPで定めている各災害対策班の初動対応を強化するため,初動対応を具体的に記載した「アクション?カード」をワーキンググループで作成してきたところであり,訓練はこのアクション?カードを使いながら,シナリオ?ブラインド型のロールプレイング方式により行いました。
訓練では,午前1時に松江市で震度6強が発生し,建物,電気等が使用できず,職員の参集状況も不十分という想定の中,次々に発生する被害に各災害対策班としてどう対応すべきかを検討しました。約2時間の訓練後,細田講師からは,「厳しい状況となった際に,何もできないと諦めず,どうすれば対応できるかを事前に考えておくことが重要であり,訓練を重ねることで改善に繋げていきましょう。」と講評がありました。
本学では,今回の訓練で明らかになった現在のアクション?カードの課題を検証し,更なる改善に繋げることで,今後も危機管理体制の強化に取り組んでまいります。
本学の危機管理についてはこちら
提示されるシナリオから対応を議論する参加者 |
災害対策本部に対応内容を報告する様子 |
セコム山陰株式会社の細田太一氏からの講評 |
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