公開日 2019年12月18日
12月14日(土)に、外国語教育センターでは第5回中国語技能コンテストを開催しました。このコンテストでは、「朗読部門」、「スピーチ部門」、「歌唱部門」の3部門が行われ、学生?教職員等合わせて92人の参加者がありました。
イベントは、大发体育人学生が中国語で、中国人留学生が大发体育語で行う司会で進行され、前半に朗読部門とスピーチ部門の発表を行いました。朗読部門は朱自清作「匆匆」という中国語の詩が課題で、発表者は全員1年生でしたが、まだ中国語の学習経験が浅いとは思えないほど、とても表情豊かに読み上げていました。スピーチ部門は自分の専攻?興味に関することや、海外体験や留学生との交流から感じたことなど、学生自身が中国語で文章を作りました。各発表者は、コンテスト開始直前まで先生方や中国からの留学生と練習を重ね、発音にも気を配りながら自分の経験?考えについて堂々と発表を行いました。
休憩をはさんで、後半は「北京大学海外研修」の報告と歌唱部門の発表でした。
まず、「北京大学海外研修」の受講者が留学の様子を中国語で報告し、その後、学生の指揮で3曲の中国語の歌が紹介されました。曲の合間には、曲背景や、中国文化についてのクイズも行われ、とても楽しい雰囲気に包まれました。さらに、特別副専攻プログラムの「中国語実用化プログラム」を履修している法文学部の4年生が、4年間の中国語学習から得た経験?気づきについて「先輩からのメッセージ」として発表しました。会場からは質問も相次ぎ、中国への留学や副専攻プログラムに興味を持った学生も増えたようです。
こうして盛りだくさんの内容でコンテストは終了し、各部門の最優秀賞?優秀賞の表彰が行われ、全員で記念撮影を行いました。
島根大学では、初修外国語として短い期間で学習を終えるのではなく、こうして中国語を学び続け、質を高めていくことができます。今回、その成果を、発表者の学生たちが示してくれました。