公開日 2019年11月28日
総合理工学部機械?電気電子工学科の新城淳史准教授が大发体育燃焼学会の2019年度論文賞を受賞しました。対象論文はJ. Shinjo, A. Umemura, “Fluid dynamic and autoignition characteristics of early fuel sprays using hybrid atomization LES,” Combustion and Flame 203 (2019) 313-333です。
本論文では、著者らにより提案されたチューニングフリーの乱流微粒化モデルによって液体燃料の微粒化?蒸発?着火過程のLES(Large Eddy Simulation)を可能にし、燃料噴霧の着火時の熱発生が噴霧の形成機構に及ぼす影響を明らかにしたものです。これまで、モデルの不完全性からこのようなシミュレーションを精度良く行うことはできませんでしたが、本研究により世界で初めて高精度に行うことが可能になりました。
この結果は、自動車、航空機等の内燃機関のエンジン環境性能の向上に多大なインパクトを与え、地球規模の環境問題の解決に寄与するものと期待されます。
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