公開日 2019年11月11日
11月6日(水)に,島根大学武道館柔道場にて松江警察署生活安全課及び地域課のご協力により,学生向けの防犯安全研修会を実施しました。
? これは最近大学近隣で一人暮らしの女性が尾行されアパートに入る時に,部屋に押し入られるという事件が発生し,大学生は帰宅時間が遅い場合が多く事件に遭遇する可能性が高いとのことにより,事件遭遇時の簡単な護身術や一人暮らしの防犯対策について講習を頂きました。
島根県松江警察署では,「輝松隊(きしょうたい)」という17名の女性警察官による指導組織を編成されており,今回は4名の方にお越し頂きました。
護身術の研修では,相手に手首をつかまれた際の切り返しにより振りほどく方法や後ろから抱きつかれた際,襟首を掴まれた際の対処法など様々な対処法を実技により最初に見本を示して実施頂き,その後参加学生も初めてのことで戸惑いながらも真剣に実技に取り組んでいました。まずは,相手に掴まれないように距離を置くことが重要で,手に持っている傘や鞄を使い相手を寄せ付けないことが必要と話され,参加学生もうなづいていました。
続いて,一人暮らしの防犯対策講習として,路上での歩き方やアパートでの気をつけておくべき対策も紹介され,参加学生は熱心に聞き入っていました。
今回の参加者は20名程度で男女半々の人数ではありましたが,参加した学生からは「このような研修は初めてで,知らないことがたくさん学べた」「女性でもこつを掴むことで,思ったよりも簡単に,手や腕を振りほどくことができることに驚いた」と感想を述べていました。
約1時間の研修会ではありましたが,知識として知っておくべき内容も多く,各人がもっと自身の防犯意識を高めて犯行の機会を与えないことも必要と感じた研修会でした。次回はより多くの学生に,研修会への参加を促したいと思います。
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