公開日 2019年09月06日
8月29日(木)~8月30日(金)に,大学等の技術シーズ(研究成果)と産業界のニーズの出会い(マッチング)を目的とした国内最大級の産学マッチングイベント「イノベーション?ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~」が東京ビッグサイト(青海展示棟Bホール)で開催されました。
16回目となる今回は,超スマート社会,ナノテクノロジー,装置?デバイス,情報通信,医療,ライフサイエンス,マテリアル?リサイクル,防災,低炭素?エネルギー,環境保全?浄化,シニアライフ(高齢社会)の11分野について大学?公的研究機関から創出された400件を超えるシーズ展示,並びに30の大学が組織としての大型の研究成果を展示?発表市し,2万人以上の企業関係者が来場しました。
島根大学からは,生物資源科学部 農林生産学科の浅尾俊樹教授と地域未来協創本部 地域医学共同研究部門の中村守彦教授が出展し,開発に携わった産学官の関係者が,各々の展示ブースに訪れた多くの来場者に説明?対応しました。
浅尾教授は,「養液栽培の廃液を垂れ流し続けますか?それとも電気分解で再利用?」と題して展示発表しました。この技術(特開2016-208862)は植物工場の生産費減少,生産効率向上のみならず,「環境に優しい」生産の実現に大いに役立つものです。中村教授が展示発表およびJSTショートプレゼンテーションした「地域救急医療を総合支援する情報通信ネットワークシステム」は,救急患者搬送時の病院前救護において救命救急士がハンズフリーで容易に操作できる音声認識記録および画像送信システムで,ドクターカーでも活用が見込める本技術は,特許取得済みです(特許6069600号)。
生物資源科学部 出展ブース前にて |
地域未来協創本部 出展ブース前にて |
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中村教授によるショートプレゼンテーション |
企業人に対応する産学官 |
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本件のお問い合わせ先?
地域未来協創本部
地域医学共同研究部門 TEL0853-20-2912
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