公開日 2019年08月16日
夏休み真っただ中の8月7日、夏休み子どもミュージアム体験教室「顕微鏡を使って池の水からゾウリムシを見つけよう!」を開催しました。今回の教室は、石田秀樹先生(島根大学 学術研究院 農生命科学系 准教授)に講師を務めていただき、親子でゾウリムシの観察を行いました。
まず、自分たちでキャンパスの池の水をくんで、シャーレに移し、虫メガネで観察してもらいました。よく観察すると、何か動くものが見えたようです。さらに、実体顕微鏡を覗き、これが水の中にいる色々なプランクトンであることを確認しました。
次に、パスツールピペットや光学顕微鏡の操作について学び、ゾウリムシがいる水をスライドガラスにたらして、より拡大して観察してもらいました。ゾウリムシがエサを食べる様子をより詳細に観察することができたようです。
子供たちは保護者の方や石田先生、ティーチングアシスタントの学生などの助けを借りながら、一生懸命、ゾウリムシを自分の眼で観察し、スケッチしていました。身近な池の中にいるミクロの生物の不思議について体感できた夏休みの体験教室となりました。今回の体験教室をきっかけに、将来、島根大学で生物学の研究を深めようと思う児童がいてくれたら幸いです。
まず総合博物館の展示を見て児童の知的好奇心を高めます。
生物観察や観察器具の基本についてレクチャーを受ける参加者
親子で協力して観察している様子
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