公開日 2019年07月23日
下記のとおり、島根大学サイエンスカフェを開催いたします。
今回は、さんびるアカデミーに実施協力をいただき、小学校3年~6年生を対象に開催します。本学人間科学部の蘭 悠久 准教授を講師に迎え、子供たちと回転させると違う色が見えるコマを作りながら、色が見えることが心の働きによるものであることを知っていただきます。
テーマ?概要等
テーマ:色の錯視と心理学-回転させたら違う色が見えるコマを作ろう-
講演趣旨:白と黒の模様(無彩色)のコマを回すと赤や黄色や青などの有彩色が見える心理現象を主観色といいます。ベンハムのコマなどが有名です。なぜ、白と黒の模様から赤や黄色や青が見えるのかの原因はまだよくわかっていません。主観色は物理的なコマの色と心理的な知覚の色が異なる錯視です。実は光にも物にも色はついていません。色が見えること自体が心の働きなのです。みなさんの心(視覚情報処理)がみなさんに色を見せているのです。主観色という錯視と色の知覚という2つのことをコマを回しながら楽しく考えてもらえればと思っています。
講演者:蘭 悠久 准教授(島根大学 学術研究院人間科学系人間科学部担当)
日時:令和元年8月5日(月)13:30~15:00
場所:さんびるアカデミー2階(松江市乃白町薬師前3-3)
参加料:無料
対象:小学生(3~6年生)
定員:30名程度
実施協力:さんびるアカデミー
申込方法
下記のお問合せ先までお申し込みください。
お問合せ
島根大学企画部地域連携?研究協力課 学術研究支援グループ
TEL:0852-32-9727 FAX:0852-32-6488
E-mail: rsd-kenkyu*office.shimane-u.ac.jp(*を@に替えて送信してください)
第88回島根大学サイエンスカフェ(685KB)
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