公開日 2018年12月04日
人間科学部西崎教授の招きでタンザニアから来日したNdinini Kimesera Sikar氏を講師に迎え、11月27日(火)に全学公開特別授業『マサイ女性の生活』を開催しました。
Sikar氏は、タンザニアのNGO「Maasai Women Development Organization, 以下MWEDO」の3人の設立者の1人で、マサイ女性や少女を支援する活動をされています。
マサイでは、経済的?文化的な問題から、少女が学業を継続することが難しく、女性が貧困になりやすい現状があるそうです。MWEDOは、その現状を打開するためのサポートを行うため、主に3つの事業(中学校、診療所、マイクロファイナンス)を行っており、その事業について写真を交えながら詳しく紹介していただきました。
講義を聞いた学生からは、お金や資源が決して豊富ではない状況で、どうしてここまで精力的に活動できるのか、その原動力を教えてほしい。マサイの男性は、このNGOの活動についてどう思っているのかなど、たくさんの質問が飛び出しました。一つ一つの質問に丁寧に回答いただいた後、「できる限りいろいろなところに行って、いろいろな人や文化に出会ってほしい。自分も旅行をしたり人に会ったりして、考えが変わりました。みなさんもぜひタンザニアに来てください」と、メッセージをいただきました。
講義の最後には、マサイ語の「ありがとうございます=アシェ ナレン」を教えていただき、参加した学生全員で「アシェ ナレン」と言って、Sikar氏に感謝の気持ちを伝えました。
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Ndinini Kimesera Sikar氏
講義の様子
質疑応答の様子
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