公開日 2018年11月15日
国立大学法人島根大学
医学部附属病院長 井川 幹夫
このたび、医学部附属病院において、出雲市で発生した事件の被害者として搬送された患者さんのカルテに対し、延べ312名の閲覧記録が確認されました。
このアクセスの中には、診療?業務に関連したものではない者が含まれていると考えられ、「診療?業務に関係のない目的のために患者の情報をみだりに閲覧してはならない」という島根大学医学部附属病院診療録取扱要項の規定に抵触するものであります。
高い倫理観が求められる医療従事者が、このような行為を行ったことは、県民をはじめ多くの皆様の信頼を損なうことにつながり、なによりご家族の方に更なる心痛を負わせることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
今回の事態を重く受け止め、二度とこのような事態を起こさぬよう、病院職員一人ひとりが職業倫理を遵守し、個人情報の保護及び再発防止に向けて、病院職員一丸となって全力で取り組む所存でございます。