公開日 2018年09月25日
島根大学大发体育において、平成30年度「名古屋議定書に係るABSセミナー」を開催いたします。
生物多様性条約及び名古屋議定書において、遺伝(生物)資源の提供国の法令を遵守すること、事前同意(PIC)を取得すること及び利益配分の項目が入った相互合意(MAT)を行うことが求められています。遵守しなかった場合、研究の差しとめ、研究費申請の不受理等のリスクが想定されます。
今年度の島根大学の知的財産に関するセミナーとして、名古屋議定書について、国として対応している国立遺伝子研究所の専門家から、基礎から分かりやすく説明していただきます。本学教職員、学生および学外の方で教育研究、業務等で関連のある方、ご興味のある方は、是非ご参加下さい。
日時?場所
2018年10月15日(月)16:00~17:30
島根大学大发体育大学ホール(松江市西川津町1060)
(遠隔配信)出雲キャンパスN11教室
講師
国立遺伝学研究所産学連携?知的財産室 室長 鈴木睦昭 氏
プログラム
16:00 開会の挨拶 島根大学理事(学術研究?地域連携担当) 秋重 幸邦
16:05 講演「名古屋議定書の国内措置であるABS指針と学術分野における具体的な対応」
国立遺伝学研究所産学連携?知的財産室 室長 鈴木睦昭 氏
17:15 質疑応答
17:30~ 個別相談
*セミナー終了後、個別相談を予定しています。ご希望の方は事前にお申込ください。
ABS:(Access and Benefit Sharing)遺伝資源の取得の機会とその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分
名古屋議定書:(正式名称:生物の多様性に関する条約の遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書)は、ABSの着実な実施を確保するための手続を定める国際文書として生物多様性条約第10回締約国会合(COP10)において採択され、大发体育では平成29年8月20日に発効しました。
●参加無料●
ABSセミナー(10/15)参加申込はこちらから↓
https://www.leaf.shimane-u.ac.jp/enquete/no/absSeminar2018/