公開日 2018年09月18日
山陰法科大学院
研究科長 朝田 良作
平成30年司法試験は、5月16日から20日にかけて実施され、山陰法科大学院からは10名が受験し、短答式試験には6名が合格し、9月11日午後4時に法務省から最終合格者の発表がありましたが、2名の最終合格者を出すことができました。
昨年度に続き最終合格者を出すことができたことに、教職員一同たいへん喜んでおります。
5年前の募集停止の公表後、年々在学生が減少し、研鑽し合う仲間が少なくなる中で、不安を抱えながら法曹を目指し勉強を継続していくことは大変なことだったと思われます。まずは、そのような中で最終合格という栄冠を勝ち得た2名の修了生のみなさんに対し心より敬意を払いたいと思います。
本研究科には在学生のほか、まだ受験機会を残している修了生が10名おり、私たちは引き続きそれぞれの学習進度に合わせた適切な指導を行っていく所存です。また、昨年度から法経学科内に司法特別コースが置かれ、将来、法曹や法律系の資格、それに公務員を目指す学生が熱心に勉強をしており、こうした志のある学生の希望がかなうよう、中央教育審議会での「法曹コース」等に係る議論状況を見据えつつ、法科大学院で培ったノウハウを活かした教育を大学執行部の理解と協力を得て行っていく所存ですので、今後とも、みなさんのご協力とご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。