公開日 2018年09月10日
1 趣 旨
中国地方の特産品である西条柿は、糖度が高く肉質が緻密なため、根強い人気があるものの、貯蔵性が低く、担い手の減少、高齢化とあいまって、生産量が伸び悩んでいます。魅力ある産地づくりのためには、高品質化を通して需要の拡大が急務です。私たち「西条柿輸出コンソーシアム」では、農水省の委託事業を通して、SCS(スーパークーリングシステム)という鮮度保持技術を利用した西条柿の東南アジアへの輸出試験を進めてきました。セミナーではこれらの取り組みの成果と今後の課題について紹介し、議論を深めていきたいと思います。
2 日 時: 平成30年9月28日(金)13:00~17:00
3 場 所: くにびきメッセ 小ホール(松江市学園南1丁目2番1号)
4 主 催: 特定非営利活動法人 中国四国農林水産?食品先進技術研究会
5 共 催: 西条柿輸出コンソーシアム(革新的技術開発?緊急展開事業)
島根大学6次産業化イノベーションチーム
6 内 容 (受付 12:00~13:00)
司会?挨拶
島根大学生物資源科学部 教授 松本 敏一 氏 13:00~13:05
講演1「西条柿の輸出に関する農林水産省委託事業の展開」 13:05~13:30
島根大学 名誉教授 板村 裕之 氏
講演2「あんぽ柿と個包装脱渋果の貯蔵性と輸出」 13:30~13:55
島根大学生物資源科学部 准教授 中務 明 氏
講演3「島根県の柿生産の現状と課題」 13:55~14:20
島根県農林水産部農産園芸課果樹グループ 主任技師 石倉 圭祐 氏
講演4「輸出支援の取組み」 14:20~14:45
島根県しまねブランド推進課 貿易促進支援室 室長 後藤 耕 氏
(休憩 14:45~15:00)
講演5「西条柿の東南アジア輸出の試み」 15:00~15:25
島根県農業技術センター 主任研究員 倉橋 孝夫 氏
講演6「西条柿の長期貯蔵による新たな市場開拓」 15:25~15:50
JAしまね出雲地区本部東部営農センター 係長 常松 靖行 氏
質疑?意見 15:50~16:10
事前申込みは不要です。お気軽にご参加ください。