企画展「生誕150年 桑原羊次郎と桑原文庫ー蔵書印からみたコレクションの成り立ち―」を開催します

公開日 2018年09月05日

近代松江の名望家であった桑原羊次郎は、浮世絵や金工などの美術工芸の分野においても当代一流の研究家?収集家として知られています。

 また、羊次郎の旧蔵資料の大部分は「桑原文庫」として島根大学附属図書館に収蔵されています。「桑原文庫」には、出雲国風土記などの地誌や、古地図?国絵図、文学関連の古典籍、美術?工芸分野の多様な資料が含まれており、これらの資料の蔵書印や書き込みをもとに、いくつかの資料群に分けることができます。

 本展は、これまでの調査で分かってきた資料群の来歴と「桑原文庫」の代表的な資料を紹介するとともに、新たに寄贈を受けた新収資料を展示します。

  今年は、羊次郎の生誕150年の節目に当たる年であり、島根県立美術館に開催される「生誕150年 桑原羊次郎」展(2018年9月27日~11月12日)にあわせて、本展を同時開催するものです。

期 間

   平成30年9月13日(木)~ 10月18日(木) 開館時間内

    ※島根県立美術館企画展は9/27~11/12開催予定

会 場 

   島根大学附属図書館(本館) 1階展示室  ※入場無料

主催/共催 

   主催:島根大学附属図書館

   共催:島根県立美術館/桑原羊次郎?相見香雨研究会/島根大学法文学部山陰研究センター

桑原文庫展ポスター

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