公開日 2018年08月09日
8月4日(土)、5日(日)に、キャンパスを大发体育や保護者などに開放して本学の教育?研究に触れていただくイベントであるオープンキャンパスにおいて、第78回、第79回の島根大学サイエンスカフェを開催しました。今回は、JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム受託事業が協賛し、女性研究者から研究職の楽しさ、やりがいを伝えることも開催の目的の一つとしました。
8/4は講師にキャリアセンター丸山実子准教授と生物資源科学部の児玉有紀准教授を迎えました。丸山准教授から研究から繋げるキャリアに関する講演の後、「小さな体に大きな可能性!ミドリゾウリムシを使った研究紹介」と題してゾウリムシ愛あふれる児玉准教授の生き生きとした楽しい研究紹介に、参加者は引き込まれるように聴講しました。講演後には、成熟度の高い個体が成熟度の低い個体の一部を取り込むことで若返る現象について、人間などの高等生物に対する適用は可能か、など活発な質疑応答がありました。
8/5はキャリアセンター丸山准教授による講演の後、総合理工学部の岩本真裕子講師から「数学を通してみる生物の世界~数学を知ればモノの見え方が変わる~」をテーマに、カタツムリの動き、魚の群れの動きなど、自然界や社会で見られる現象を数理モデル化することによりモノの本質に迫り、新たな発見に繋げていく研究の面白さ、楽しさについて紹介がありました。
両日とも、会場となった学生市民交流ハウスの定員いっぱいの30名を超す高校生やその保護者の方等の参加があり、暑い日中の日差しの中、涼しい室内でコーヒー等を飲みながらゆっくりとサイエンスカフェを楽しんでいただきました。
次回の第80回サイエンスカフェは、9/22(土)10:00~11:30に、くにびきメッセにおいて大変人気の高いテーマである認知症予防について、医学部の山口修平教授から「物忘れと認知症-認知症を予防するためにできること-」と題した講演を行います。皆さまのお越しをお待ちしております。
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丸山准教授の講演の様子 |
児玉准教授の講演の様子 |
岩本講師の講演の様子 |
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