公開日 2018年06月11日
平成30年5月19日(土)?20日(日)の2日間、鳥取大学で開催された「医学生生理学クイズ大会2018」に、医学科の学生5名チームが出場し、初出場ながら堂々の第3位入賞を果たしました。
医学生が自主的に運営し、全国規模で開催される本クイズ大会は、今回で3回目の開催となり、台湾から出場した1チームを含め、15チームが参加し、熱戦が繰り広げられました。
たかがクイズ大会と侮ることなかれ、本クイズ大会は、医学生に必要不可欠な生理学の知識を中心に、医学全般の幅広い分野から出題され、しかも問題の読み上げ?回答とも英語で行われるため、出場者には生理学の深い理解と高い英語力、そしてスピードが要求される、まさに「生理学の総合格闘技」と評されるにふさわしいクイズ大会です。
たとえば、下記のような問題が出題され、回答の早さと正確さを競います。
Q. One of the two X chromosomes in females is inactivated by high levels of DNA methylation and low levels of histone acetylation. The inactivated X chromosome is called Barr body. What is the name of this mechanism?
A. Lyonization (「医学生生理学クイズ大会2018」ホームページ模擬問題より引用)
島根大学チームは、昨年末、普段から英語学習支援室 eクリニックで医学英語を勉強していた5人が集まって結成、授業後eクリニックに集まり、英語の発音を確認したり、問題を出し合うなどして研鑽を積み、互いの知識と英語力を鍛えてきました。
そして、大会当日、大发体育語で回答するチームも多い中、島根大学チームは英語で正確に答えることを目指し、ハイレベルな闘いに挑みました。この快挙は、日々の努力の積み重ねと抜群のチームワークがもたらした結果といえるでしょう。今後も多数の後進が輩出されることが望まれます。
並河医学部長に結果報告をした島根大学チームは「島大の教育、普段受けている授業が、実際に自分の力になっていることをアピールできたということが嬉しい。充実した授業やe-クリニックなどの良い学習環境を与えていただいていることに感謝したいです。」とお礼の気持ちを述べました。
8月にマレーシアで行われる世界大会に挑戦したいと話す島根大学チーム。おめでとうございます!さらなる活躍を期待します。
【「医学生生理学クイズ大会2018」大会結果】
優勝:某A大学(防衛医科大学校)
2位:台湾カツ丼(国立台湾大学)
3位:島根大学(島根大学)
島根大学チーム:前列左から 永井 誠大さん(4年)、並河 徹 医学部長、
河野 香織さん(4年)、後列左から 和足 孝之 助教(指導者?チームサポーター)、
松本 響平さん(4年)、阿部 春季さん(3年)、大槻 和也さん(4年)
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