公開日 2018年03月07日
2月22日(木)、大发体育大学会館大集会室にて平成29年度の「地域志向教育研究経費」を開催し、本学学生、教職員、市民約80名の来場がありました。
地域志向教育研究経費は、全学的な地域志向教育の整備と強化の支援を目的に平成25年度からCOC事業において実施しているものです。
平成29年度は、山陰地域に対する学生の理解を深めるため、実際に地域へ赴き学ぶ教育活動を展開し、その取組を通し地域と学生の交流を促進することで山陰各地の地域づくりへ貢献することを目的とした教育実践に対して支援を行いました。
今回の報告会では、採択された11件の取り組みについて、担当する教員がそれぞれの専門性、強みを生かした山陰地域をフィールドとした教育プログラムの実践、そこでの学びが報告されました。来場者からは、「学生が主体的継続的に地域で学ぶためにはどのような仕組みが必要か」「地域の高校生と島大生がともに学び合えないか」「それぞれの地域志向教育実践の成果を全学で共有するためにはどのようにすればよいか」など活発な意見が聞かれました。
【報告内容】
第1報告 | 総合理工学研究科 | 小林久高 | 出雲地域における伝統的な職人(大工?左官?屋根葺き 等)の現存状況調査 |
第2報告 | 総合理工学研究科 | 植田玲 | 島根県西部の地域社会との連携?協力推進の数学的 アプローチと地域志向教育の開発 |
第3報告 | 生物資源科学部 | 伊藤勝久 | 学生による山村地域調査と振興プランの提案 -邑南町羽須美地区を対象に- |
第4報告 | 生物資源科学部 | 一戸俊義 | 島根県益田での大規模畜産企業と連携した専門職人材の 現場育成 |
第5報告 | 生物資源科学部 | 江角智也 | 農業六次産業化活動での地域協力の取り組み |
第6報告 | 教育学研究科 | 橋爪一治 | 地域の伝統的な「ものづくり」にある高度加工技術の解明に よるイノベーション能力の育成 |
第7報告 | 教育学部 | 作野広和 | 地域協創型人材育成拠点「奥出雲ラボ」による地域再生 |
第8報告 | 医学部 | 佐野千晶 | 浜田医療圏における地域課題抽出及び解決プロセスの 教育方策の検討 |
第9報告 | 医学部 | 廣瀬昌博 | 益田市、川本町における地域包括ケアシステムに関する 実践セミナー |
第10報告 | 教育推進センター | 鹿住大助 | 全学士課程を対象とした地域志向初年次教育実施体制強化 に向けた学生アシスタントの運用と育成 |
第11報告 | 法文学部 | 関 耕平 | 経済ゼミ合同による地域再生に関するフィールドワークの 実施と地域還元 |
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